ユーザのマスターパスワードがそのユーザのロボフォームデータの鍵となります。すべてのデータはその鍵により暗号化されています。言い換えれば、データへのアクセスは正しいマスターパスワードを知っていることが絶対条件です。
マスターパスワードの管理には、以下の3つの処理があります。
1. 作成
アカウント設定の際には仮パスワードでロボフォームにログインします。
ログイン後、ユーザは新規にマスターパスワードを作成しなければなりません。
マスタパスワードには会社の管理者が設定する必要最低限の複雑性が要求されます。会社の管理者がこの設定をしていない場合は、ロボフォームが規定する最低限の複雑性が必要となります。これは8文字以上の長さでうち4文字以上は非数字であることです。
マスタパスワードを覚えておくことは極めて重要です。なぜならこのマスターパスワードによりすべてのデータが暗号化されているからです。マスターパスワードを忘れてしまうとデータへのアクセスは一切できなくなります。
2. 変更
マスタパスワードを変更することでロボフォームの安全性をさらに高めることになります。会社のロボフォーム管理者が会社のポリシーで定義する日数毎にマスタパスワードを変更することがユーザに強要されます。以下の手順でマスタパスワードを変更します:
- ロボフォームスタートページからメールアドレスをドロップダウンして設定を選びます。
- 左側のメニューからアカウントとデータを選びます。
- パスワード変更をクリックします。
3. リセット
もしユーザがマスターパスワードを忘れてしまった場合、会社のロボフォーム管理者に連絡して下さい。会社のロボフォーム管理者はユーザに対してマスタパスワードをリセットするためのリンクをユーザに送信することができます。なお、マスターパスワードを忘れてしまった場合にそれを復元することは不可能です。アカウント内のデータは常に暗号化されているので、それを復号化するために正しいマスターパスワードが必要なのです。マスターパスワードがリセットされると、すべてのデータは削除されますので、会社のロボフォーム管理者はユーザをグループへ追加するなどの作業を行う必要があります。
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